ブックタイトルビジネス基礎【334】

概要

ビジネス基礎【334】

?情報が，ほかの資源と同じように価値をもち，中心となって機能する社会のことです。?代表的なものとして，ブログや動画投稿サイト，ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS），マイクロブログ，インスタント・メッセンジャーなどがあります。4情報通信業の動向現在は，高度情報社会とよばれるように，情報通信技術がわたしみぢかたちの身近にあり，欠かせないものになっています。1990年代には，ふきゅうインターネットや携帯電話が普及し，情報のディジタル化が進みました。2000年代に入ると，インターネットは情報を得るための手段としてだけでなく，個人でも情報を発信し，共有するためのソーシャルsocial mediaメディアとしての発展もとげています。情報通信業のビジネスでは，このような日ひ々び進歩し続ける技術に対応していくことが求められています。対応が遅れてしまうと，自こ社の提供するサービスは，すぐに時代遅れのものとなり，顧きゃく客からの評判も低下してしまいます。そうならないためには，多額の費用が必要となることもあります。しかし，ソフトウェア開発では，今までにないアイディアを取り入れることにきぼよって，小規模な企業でも多額の利益をあげている例もあります。??51015インスタント・メッセンジャー確認問題1情報通信業─次の文章を完成させましょう。?情報通信業の発展のおもな担い手は（1）業者と（2）業者です。1業者は，（3）・音声・文字などの情報を伝達するための事業を行っています。2業は，（4）・（5）・システム開発業・ソフトウェア開発業などの種類に分類できます。?インターネット通信では，（6）とよばれる業者が，接続サービスを担っています。近年では，通信速度が高速化し，（7）とよばれる大容量のデータのやりとりが可能になりました。その方式には（8）・（9）・CATVなどが利用され，無線で通信を行う規格には（10）があります。調べ学習●─情報通信技術が発展することで，わたしたちの生活はどのように変化しているでしょうか。よい面，悪い面の両面から話しあってみましょう。102……3章ビジネスの担い手