ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

5101520その企業の業務にあわせた能力を計画的に身につけさせる人事教育しょくのう??制度を採用してきました。企業の業務にあわせた職能や人脈は,勤ちんぎん続年数を重ねるごとに身につくため,賃金は年齢にあわせて上がっねんこうじょれつていくという年功序列の賃金制度が成立してきました。がまん従業員にしてみると,若いときは低い賃金で我慢しなければなりませんが,年齢とともに賃金が上がっていくため,将来の設計をたてやすいという利点があります。いっぽう一方,企業にとってみると,一度採用した従業員の賃金は減らすふたんことができず,業績が上がらない場合,人件費が大きな負担となってきます。そこで,業務が変わらなければ賃金も変わらないという職務給や成果主義賃金制度を採用する企業が増えています。さか転職が盛んな欧米では,労働者それぞれが産業別の労働組合に所labor unionしゅうしんこようぜんてい属するのが一般的です。しかし,終身雇用を前提とした日本の労働組合は,企業別労働組合が一般的です。組そん合員は企業の従業員であるため,企業の存ぞく続や成長は組合にとっても望ましいことでりがいいっす。そのため,企業と労働組合の利害は一ちきょうちょう致しやすく,協調的な労使関係を築いてきおおはばなました。しかし,現実に人員整理や大幅おこな賃金カットなどが行われると,従業員の企業への不信感は増し,協調的な労使関係の継続が難しくなります。?3労使関係の変化??業務上の役割を果たす能力のことです。?人と人のつながりです。企業の業務では,社内や取引先と人脈を築く必要があります。?年齢や勤続年数ではなもとく,仕事の成果や業績に基づいて社員の給料を決める賃金制度をいいます。?賃金などの労働条件のいじ維持・改善をめざして,労働者が組織する団体のことです。■終身雇用と年功序列の賃金制度定年退職企業・従業員のメリット新規入社用雇身終年功賃金従業員労使関係の安定計画的な人材育成客観的な従業員の処遇定年までの生活保障精神的安定経営者4雇用……121