ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

1売買取引の手順1企業間の売買取引とふだんの買い物の違いはなんだろう?2売買取引を行うときにはどのようなことを決めるのだろう?3売買取引に用いる文書にはどのようなものがあるのだろう?あいだビジネスでは,企業どうしや企業と消費者の間で売買がうまく実いちれん行されなくてはなりません。その実行までの一連のやりとりを売買取引といいます。おこなそれでは売買取引がどのように行われるかをみてみましょう。1売買契約の締結と履行5売買取引では,売り手と買い手の間で,売買に関する約束が必要けいやくです。この約束を売買契約といいます。売買契約を結ぶことを売買ていけつ契約の締結といい,実際に約束通り売買契約を実行することを売買りこう契約の履行といいます。わたしたちの生活でも売買契約の締結と履行は多くみられます。10たとえば,わたしたちは商店などで買い物をするときに,販売員に欲しいものを買いたいという申し込みをし,それに対して販売員がしょうだく承諾することで,売買契約の締結をしています。その契約を実行するためには,買い手は売り手に代金を支払い,わた売り手は買い手に品物を渡さなければなりません。これを売買契約15の履行といい,ここまでで売買取引が完了したことになります。売買取引が完了するまでの手順は,企業間(企業と企業の間)においても同様です。ただし,企業間の取引では,取引量や取引金額が大きく,取引の条件も重要になるため,売買契約の履行と締結にこまあたっては,細かい取り決めがなされるのが一般的です。20132……5章ビジネスと売買取引