ブックタイトルビジネス基礎【334】

ページ
142/208

このページは ビジネス基礎【334】 の電子ブックに掲載されている142ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ビジネス基礎【334】

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

ビジネス基礎【334】

2代金決済1代金の支払い方法にはどんなものがあるのだろう?2現金で支払いができないときはどうすればよいのだろう?3電子マネーとはどんなものだろう?わたすでに学んだように,売買取引は,商品が買い手に引き渡され,代金が売り手に支払われて完結します。ここでは,一般的に企業間かわせの取引に用いられる現金通貨・小切手・約束手形・為替手形,クレふりかえとくジットカードによる預金の振替などの預金通貨などの支払用具の特しょく色やしくみについてみてみましょう。5?「日本銀行法」に定められています。?「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」に定められています。Word*1強制通用力法により,最終的な支払手段として通用することが認められた効力を強制通用力といいます。この強制通用力は,紙幣に対しては無制ふよ限に付与されていますが,補助貨幣に対しては制限があります。たとえば,10円玉だけで支払う人に対し,200円までは受け取りを拒否することはできませんが,21枚を超えた場合には,受がわけ取る側は拒否することができます。?金銭などの出し入れを出納といいます。1現金通貨?現金通貨は,日本銀行が発行する紙幣(日本銀行券)と,政府が発行する補助貨幣(一般的に硬貨といいます)に分けられます。紙幣は,すべての支払いに無制限に使用できます。これに対し補がくめん助貨幣は,額面金額の20倍までに制限されており,紙幣の補助として少額の支払いに用いられます。2小切手小切手とは,銀行などに当座預金をしている人が,その銀行などcheckに対して,小切手を持参した人に,自分の当座預金から小切手に示いたくされた金額を支払うよう委託する証券です。すいとう?に代金の支払いに小切手を用いれば,出納手間がかからず紙幣の数えまちがいがなくなること,多額の現金通貨を手もとに置いたりとうなん運んだりする危険や手間がはぶけること,紛失や盗難にあった場合も被害を防ぎやすいこと,すぐに現金化できることなど利点が多くあります。?*1101520140……5章ビジネスと売買取引