ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

2けいしょう敬称けいい敬称とは相手に敬意を表すよび方です。場面によって正しく使い分けましょう。5101直接相手をよぶときお客様や取引先の人に対しては,役職名(社長,部長など)や「様」をつけてよびます?。相手の会社をさすおんしゃ場合は,「御社」や「そちら様」などを使います?。社内の人をよぶ場合,上司には役職名をつけたり,「さん」をつどうりょうあいだけたりします。先輩や同僚,後輩をよぶ場合,親しい間がらでも「ちゃん」や「くん」をつけたり愛称でよんだりするのでなく,「さん」をつけてよびます。2社外の人に社内の人のことをいうときお客様や取引先など社外の人に,社内の人をさしていうときには,会社での役職が上でも,敬称をつけずによび捨てにして,「○○はただ今席をはずしております」といったり,「社長の○○はあいにく外出しております」というようにします。?「部長」「課長」などの役職名は,それ自体が敬称です。みずか?自らの会社をさす場合へいしゃには,「弊社」や「私わたくしども」などといったへりくだった表現を用います。社内で社長をよぶ場合社外で社長を紹介する場合佐藤社長,お電話が入っています。社長の佐藤でございます。1520まちがいやすい敬語の使い方「ご苦労さまでした」と「お疲れさまでした」は,どちらも仕事が終わったときに使うあいさつです。めうえめした「ご苦労さまでした」は,目上の人が目下のものに対して,その人の労をねぎらって使うことばです。自分の立場をわきまえた表現をしないと,相手から誤解をまねきかねません。ですから,上司に対して「ご苦労さまでした」とはいいません。「お疲れさまでした」も,相手の労をねぎらう意味のことばですから,上司や同僚が「お先に失礼します」といったときには「お疲れさまでした」えがおと笑顔でいいましょう。2ビジネスマナー……183