ブックタイトルビジネス基礎【334】
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ビジネス基礎【334】
2来客の応対会社には毎日たくさんの来客があります。訪問した会社で,応対した人が会社の印象を左右することがよくあります。「自分の応対わすせっのマナーが会社を左右する」ことを忘れずにお客様に接することがたいせつおこな大切です。来客の応対は,基本的に次のような手順で行います。1出迎ええがおお客様がみえたら,立ち上がり,笑顔でお迎えします。お客様の名前と訪問5の用件を聞き,社内連絡で指示を受けます。なお,事前にお客様がみえることを連絡されていた場合は,「お待ちしておりました」となざいってすぐに案内し,その後名指し人に連絡をします。10?外開きのドアはお客様が先に,内開きのドアでは自分が先に入ります。?上位の人が座る席です。一方,下位の人が座る席をしもざ下座といいます。2案内手で進行方向をさしながら,「ご案内いたします。どうぞこちらです。」とかべいいます。お客様の少し前の壁側を歩き,お客様には中央を歩いてもらうようにします。部屋に着いたら,ドアをノックして開け,お客様を先に通します?かみざ?。「どうぞおかけください」と上座をすすめ,「たまいだいま○○が参りますので少々お待ちください」と伝えます。3接待お茶の用意をします。お客様から先にお茶を出し,笑顔とあいさつをそえ,お客様がゆったりとした気分になれるよう心を配ります。154見送りお客様がお帰りになるときも,お迎えのときと同じ気持ちでお見送りするこ20とが大切です。立ち上がって「ありがとうございました」,「お気をつけて」などのあいさつをし,お客様がみえなくなるまで見送ります。応接室の席順めうえ座る席の順序を席次といいます。席次には,目上の人けいいへの敬意や来客へのもてなしの心がこめられています。年齢や職位が上の人・来客が座る席を上座,年齢や職位が下の人・来客を迎える側が座る席を下座といいます。席次をまちがえると相手の気分を害することがありますから,席次を理解しておくことが大切です。2530188……7章ビジネスとコミュニケーション