ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

一つの情報だけで判断するのではなく,複数の情報源にあたってみよう。2情報の信頼性をみきわめるわたしたちの身のまわりにはさまざまな情報があふれていますが,しんらいすべての情報が信頼できるものではありません。情報には,事実や状況を客観的に発信したものと,発信者の意見や感想があります。また,情報にはそれを発信した人が直接みたり聞いたり,自分で考えたアイディアなどの情報と,それをだれかか*1ら聞いたり,引用したり,加工した情報があります。引用したことが明示されていれば,オリジナルの情報にいき着けますが,インターネットなどだれもが情報を発信できる場合には,引用について記5*1引用Wordしていなかったり,まちがった情報が流れてしまったりする場合もあります。10他人の著作などから,文章や図表などを自分の著作などで紹介・使用する行為のことをいいます。?情報の信頼性は,情報源の信頼性でもある程度みきわめられます。政府や官公庁が出している情報は,正確性や客観性の面で高いといえます。一方で個人のブログなどの情報の信頼性は自分の知識などに照らし合わせて判断する必要があります。おこなまちがった情報をもとにビジネスを行えば,自分が信用を失うばかりか,企業に対する取引先や消費者の信頼も失ってしまいます。あんいそのため,情報を入手した際には,その情報を安易に信じるのでは?しせいなく,その情報の信頼性をみきわめる姿勢が必要です。みきわめるむじゅん方法としては,信頼できる発信者であるか,説明に矛盾がないか,いっぽうぜんてい自分の意見と事実を区別しているか,一方的な前提にたっていないぶんけんか,最新の情報か,引用・参考文献が明示されているかなどを確認するとよいでしょう。また,さまざまな資料を集めていろいろな視ひかく点から情報をみたり,情報を比較したりすることで,情報の信頼性をみきわめられます。1520196……7章ビジネスとコミュニケーション