ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

せいにく?たとえば,書店や精肉店というように,取り扱う商品の種類で小売業を分類するものです。Word*1セルフサービス方式顧客が自ら商品を選び,会計まで持って行く販売の方式です。てんぽ?販売方法や店舗の運営し方法など(商品の販売の仕かた方)によって,小売業を分類するものです。*2Wordプライベートブランド商品(PB商品)小売業者が,製造業者と共おこな同で商品の企画・開発を行い,自店のみで販売する商品です(? p.77)。2多様化する消費者ニーズへの対応多様化するニーズに対応するため,小売業は品ぞろえを充実させる必要があります。かつて小売業は,「何を売るか」という業種によって分類できるような専門店をおもに出店していました。しかし,消費者の商品への知識が豊富になるにつれ,セルフサービス方式へのニーズが高まりました。品ぞろえが豊富な総合スーパーで日用品が効率的に買えるようになり,さらに価格が安いスーパーマーケットが登場し,消はこ費者が足を運ぶようになりました。その後も,コンビニエンスストアやホームセンター,ディスカウントストアなど新しい小売業が次々と登場しました。?p.71このように,小売業は「何を売るか」という業種ではなく,ニーズを満たす品ぞろえ・価格・販売方法などの組み合わせ,つまり「何?をどのように売るか」という業態を重視するようになっています。こきゃくまた,小売業は生産者と協力をして,顧客の要望に対応するため「売れるものをつくる」ようにもなっています。プライベートブランドPrivate Brand goods*2せっ商品がその代表例であり,消費者と接する機会の多い小売業がニー?p.77はあくズを把握して,消費者が満足する価格や品質を追求しています。?*151015小売業のレストラン経営小売業は,店舗の商品が売れるように,さまざまな取り組みをしています。高級スーパーマーケットであるS社は,コンきぼビニエンスストアと同規模の面積の店舗をかまえることが多くなっています。品ぞろえとしては,一般的なスーパーマーケットよりも高品質で高価格なものを取りそろえています。高価格な食品であじみあるため,この店の顧客は,味見をしておいしさこうにゅうを確かめてから商品を購入したいという気持ちを強くもっています。そこで,S社はレストラン経営に乗り出しました。そのレストランでは,S社の店舗で取り扱っている商品を使用した食事や飲み物が提供されます。つまり,レストランで食事をすると,同時に店舗で取り扱う商品の試食をすることにもなります。レストランは2階にあり,スーパーマーケットの店舗は1階にあります。レストランで食べたものがおいしければ,店舗で購入して帰ることがおそできます。顧客は失敗を恐れずに確信をもって商品を購入することができ,S社にとっては販売のそくしん促進につながる取り組みです。20253054……2章経済と流通の基礎