ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

*1差別化Wordちが違いをつくることです。同じような商品ばかりでは,消費者は選びにくくなってとくちょうしまいます。独自の特徴でせんたく違いを出し,選択してもらうことが重要です。4サービス業と製造業の融合近年,製造業では製品だけによる差別化が難しくなりつつあります。そのため,製品にサービスをつけ加えて提供し,差別化をはかることが多くなっています。たとえば,ランニングシューズを販売するために,ランニングの走行距離や経路,時間を測るシステムをつくり,Webサイトやスマートフォンのアプリで確認できるサービスを同時に提供するといったことです。近年では,サービス業と製造業が融合し,二つを明確に分けることが難しくなっています。*15A社の「製品+サービス」ばいたいをいまや音楽は,CDやMDといった記録媒体用いることなく,携帯型のディジタルオーディオプレイヤーで聴くことが当たり前になっています。ふきゅうこの商品が普及したのは,製品にサービスをプラろくスしたからです。それまで,音楽はMDなどに録おん音して持ち歩くことが一般的であり,ディジタルオーディオプレイヤーの発売当初,買い替える人も多くはありませんでした。しかし,リンゴのマさんにゅうークのA社が,参入すると状況が変わりました。A社の製品は,記憶容量やデザインもすぐれていましたが,無料で提供したソフトウェアで音楽の再生と管理ができるサービスがA社商品の普及を加速させました。CDから音楽を取り込むと自動的に楽曲名などの情報を取り入れ,クリックだけでプレイリストが編集できます。また,インターネットにつなげば,音楽をダウンロードできます。A社の商品がヒットしたのは,こうしたサービスを製品にプラスしたからだといえます。A社のディジタルオーディ音楽などがダウンロードでオプレイヤー(携帯電話)きるA社のW e bサイト101520確認問題1サービスの生産者─次の文章を完成させましょう。?サービスは,消費者の体験をともなう(1)です。よいサービスを生産するためには,(2)と(3)が重要です。?近年,製品だけの(4)が難しくなっているため,製品とサービスを融合させた商品を提供することが多くなっています。調べ学習●─自分が受けてよいと感じたサービスをあげ,なぜそれがよいか話しあってみよう。68……3章ビジネスの担い手