ブックタイトルビジネス基礎【334】

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ビジネス基礎【334】

51015203保険会社のビジネスわたしたちのまわりには,交通事故や火災,大地震の発生などさわずらまざまなリスク(危険)があります。また,重い病気を患って長期riskに入院したり,ときには命にかかわったりするリスクもあります。そうぐうこのようなリスクに実際に遭遇した場合,個人や企業などの経済活ていたいそな動は停滞してしまいます。そこでリスクに備え,経済的な不安を取そうごふじょ?をり除くために,多数の人々が協力し,相互扶助度が生まれました?。目的として保険制保険のしくみは,同じようなリスクに1保険のしくみさらされたり,同じような不安をもっどあたりしている多数の人々が保険団体をつくり,リスクの度合いに応じて保険料を出しあい,それを準備金(共同の財産)として積み立てます。そして保険団体のだれかに保険事故(損害)が発生したときに準備金から保険金を支払うというしくみになっています。このいとな?けいやく場合,保険事業を営む者を保険者といい,保険者と保険契約を結び,保険料を支払う者を保険契約者(加入者)といいます。また,保険の対象となる者,もしくは対象となる財産をもつ者で,保険事故により経済的損害をこうむる者を被保険者といいます。このような保おこな険のしくみによって,個人や企業などは安心して経済活動を行うことができます。?たがいに助けあうという意味です。?わが国の保険事業は,1859年の外国保険会社による損害保険業の開始が最初とされています。日本の保険会社は,1879年に海上保険会社が,1881年に生命保険会社が,そして1888年に火災保険会社がそれぞれ開業しています。にな?保険者の役割を担っているのが保険会社です。**6金融業……95